再考

練習でよく通る老ノ坂。
いつもより速いペースで上って行き『しんどいなぁ…』と思いつつ前走者について行きふとギヤを見るとインナートップ(34−12)。
『トップ〜ぅ!?』と心で叫びます。
僕は普段より一枚重い39−17。

ケイデンスは僕よりは遅そうだなぁと気になってデータを調べると僕が100ぐらいだったので、同じスピードで走っているので、おそらく85前後と言ったところか?

そう考えると…コンパクト化を思案していたがノーマルなら後ろのギヤを残しているのでまだスピードアップはワンクリックで可能(勿論、今でいっぱいなので現時点では無理)

コンパクトなら後ろのギヤが残ってないのでフロントをアウターに変えないいけない。必然的に後ろも何枚か軽いギヤへ。
ノーマルならインナーからアウターにするのに後ろを2枚程変えれば良いが…

正しいか?間違っているか?はわからないが、コンパクトはギヤテーブルを見る限り4枚ぐらいの変速が必要か?
時間にして何秒掛かるのか?
1秒?2秒?
もしかすると1秒も掛からないのかもわからない。
だけどギヤチェンジ時、1秒にも満たない時間でも差は確実に開く。

普段、自分の実力以上の人とばかり走っていると1メートル詰めるのにかなりの労力を使うからチョっとのタイムロスも避けたいかなぁと思う。
一度差がつき始めて『駄目だ』と思った瞬間にみるみるうちに取り返しのつかない距離へと離れてしまう。
同じ様に漕いでいるつもりでもだ(汗)
俗に言う千切れるというやつだ。
だから登坂に入る前に変速を済ましておくとよく言われているのか?
登坂中に多数の変速は避けねばならぬ。
そう考えるとコンパクトの場合インナーでは登坂中脚が余る状態になる場合は登坂前からアウターで上って行く方が効率的?


………


身体的には大丈夫でも精神的にはあまり宜しくはないのかなぁ(笑)
勾配が緩くてもいちを登坂なんだし…

以前、六丁水尾のコースで緩斜面でアウターにしたのを忘れそのまま走っていた事があり途中で気が付いた事があったが、その時もそれまで平気で走っていたのに急に重く感じた事があった。
勿論インナーに変速(笑)

だけど、この時は急にリズムが狂って失速。

クライマーでもなくどちらかと言うと苦手。いや、嫌いな僕は上りはインナーと思っているのでアウターなんてとんでもないのです(笑)

よってコンパクトには興味ありですが暫くはノーマルのままで行こうと考え直し。
危ない所だった。
もうチョットで注文するとこやった(笑)

人の走りを観察する事も大事やね。
学ぶ事が多いです。